那須グリーンネクサスは、大田原市及び那須町における焼却残さ等を安全に埋立て処分する施設として令和4年2月に完成しました。
当最終処分場においては周辺環境に配慮し、粉じん等の飛散防止、悪臭の発生防止、景観の保全を目的として、埋立地を屋根で覆ったクローズド型処分場を採用しています。
埋立施設は、コンクリートピット構造となっているため、埋立物や浸出水の流出に対して十分な性能を有していますが、壁面部に一重遮水シート、底面部には二重遮水シートや漏水検知システムを設置し、より強固な流出防止対策がとられた安全性の高い施設となっています。
また、埋立物の安定化促進のため、人工的に散水を行いますが、その際に発生する浸出水は浸出水処理施設において適正に処理され、散水に循環再利用することにより、施設外部への放流を行わない無放流循環方式としています。
施設概要
施設名 | 那須グリーンネクサス |
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所在地 | 那須町大字豊原乙1番地6(案内図) |
埋立対象 | 大田原市、那須町 |
敷地面積 | 38,963㎡ |
埋立面積 | 4,480㎡(長さ140m×幅32m) |
埋立容量 | 約51,000㎥ |
埋立方式 | サンドイッチ方式 |
埋立物 | 焼却灰、飛灰、不燃残渣、破砕残渣、し尿焼却灰 |
埋立期間 | 令和4年4月~埋立容量に達するまで(15年間を想定) |
浸出水処理量 | 15㎥/日 |
処理方法 | カルシウム除去+生物処理+凝集膜分離+活性炭吸着+キレート吸着+電気透析 |
施設維持管理の状況に関する情報
廃棄物の処理及び清掃に関する法律 第九条の三第6項に規定される 那須グリーンネクサス維持管理の状況に関する情報です。